4手連弾を始める上で知っておきたいこと
コンサートや発表会でソロ演奏を主体としている方は、たまには趣向を変えて4手連弾にチャレンジしてみませんか。
ソロの演奏との違い
ソロと4手連弾は、具体的にどのように違うのでしょうか。何といっても大きな違いは、二人で合わせなければならないということです。連弾には連弾特有の奏法や注意点があり、単にプロのソリスト(二人)が1台のピアノの前に座って自由に演奏したからといって、必ずしも素晴らしい音楽が生まれるわけではありません。
ともに試行錯誤を繰り返しながら、様々な課題をクリアしていく必要があります。確かに課題をクリアしていくのは大変なことではありますが、ソロでは実現できない連弾ならではの音の世界に虜になってしまう方も多くいらっしゃいます。
プリモとセコンド
基本的に4手連弾する際は、「プリモ」と「セコンド」とに分かれて演奏することになります。プリモとは、右側に座って高い音を演奏する奏者のことをいいます。メロディラインを担当することが多いです。セコンドとは左側に座り、低音を演奏する奏者のことをいいます。伴奏を担当することが多いです。ただし多いというだけであり、セコンドがメロディを担当し、プリモが伴奏を担当することもあります。
重要な役割を持つセコンド
主にセコンドは、技量のある方が担当します。曲の土台となる伴奏を担当することが多いためです。メロディ系だと弾きやすいですし、伴奏に乗るようにして演奏できます。しかし伴奏系は似たような音型で進行することも多く、どこを弾いているのか迷ってしまうこともしばしばです。
また、セコンドは伴奏だけでなくペダルを担当することも多く、入れるタイミングに気を遣わなければなりません。こうしてセコンドは重要な役割を担うことが多いため、技量のある方が求められるわけです。
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